VOLVO XC60 「TVキャンセラー装着 」




今まで乗っていた車は純正でナビが装着されていなかったので

後付でナビを装着していたのですが、最近の車は初めからナビが内蔵されていて

更には車両管理するコンピュータやエアコン制御なども全部一体になっています。

例に漏れずXC60も一体となっていて、

純正ナビは走行中にTV視聴やDVD視聴などが制限されていました。

これを回避するには、高額なブラックボックス(笑)、俗に言う「TVキャンセラー」を装着して回避します。

ボルボでTVキャンセラーを必要とする車体は2011/3〜の車体なので

TVキャンセラーが発売されていなかったのですが、やっと発売されたので購入!

そして早速装着しました〜






まだ発売されたところなので、需要も少なく、高額な物なのでカー用品店では売っていません。
ネットで注文です。
翌日に到着〜



TVキャンセラーの配線を割り込ませる箇所は、モニター裏に刺さる配線部分です。
説明書に従いながら、分解開始!
まず、モニターの周りの黒い樹脂部分を外します。引っぱるだけです。
念のため傷が付かない様に養生をお忘れ無く!



ハザードランプスイッチに配線コネクタが刺さっているので外します。
外れました〜



次にCD/DVDのスロットイン部分のパーツを外します。
裏側で4カ所爪が引っかかっていますので、爪を押さえて手前へ外します。



センターコンソールの横のパネルを外します。
助手席側はこんなかんじ。
ネジはありませんので、引っぱるだけです。



運転席側も外します。



センターフローティングパネル裏の2個のトルクスビスを外します。



スロットインの両サイドのビスも外します。ここは何故か長いビスでした。



モニター近くの2個のビスも外します。



各所、念のための傷防止養生をしっかりしてから、パネルを引き上げて外します。



センターフローティングパネルに1個コネクターが刺さってますので外します。
この配線を押さえる金具も2個有り。
押さえ金具は刺さってるだけなので引っぱって外します。




無事にセンターフローティングパネルが外れました。



次にコンソール土台を留めているトルクスビスを外します。



アームレストの中の、ゴム底を外すと、ここにも4個トルクスビスが居ます。



センターコンソールの後ろ半分(アームレスト部分)を少し持ち上げて後方へズラします。
すると2個、またトルクスビスが登場(笑)



この状態で、センターコンソールの前半分を外します。
完全には外れません。
モニター付近にモニターを脱着する余裕が出来れば良いだけです。
モニターを固定している4個のトルクスビスを外します。(ビスの脱落注意!)



モニター裏に刺さるコネクターを数個外せば、モニターはダッシュボードの上あたりに逃がせます。
見えた灰色のコネクターに繋がるハーネス部分が、今回割り込ませるポイントです。



2011/6/9時点での取付説明書には間違いが有りました。
接続する車体側の配線「黒/水色」が説明書では「黒/灰」になっています。
他に無いので、間違える事は無いでしょう〜
また、TVキャンセラーの電源線が説明書では「太黒」「太赤」となっていますが、
付属する電源線は「太黒」「太黄」でした。
説明書の接続概略の部分ではあっているので、説明書を全部読んでから作業すれば迷う事はないでしょう〜



配線を割り込ませる部分はギボシ端子を装着しておいて
万が一の時は元通りに戻せる様にしておきました。
無事に配線は完了です。
ここまでの分解は大変な作業ですのでミスがないか慎重にチェック。
僕と同じように写真に写ってる赤いコネクターで電源線(2本)を接続する場合は
ちゃんと導通が有る状態で圧着出来ているか確認しておいた方が良いかと思います。
TVキャンセラーの配線ハーネスは助手席足下に出てくる様に通して
バラしたコンソールは元通りに戻しました。



TVキャンセラー本体の設定ダイヤルスイッチは「3」に合わせます。
XC60は「3」でS60は「2」ですね。おそらくV60も「2」でしょう〜
なぜ違うダイヤルポジションなのかな?!と考えていましたが
数日前に他メーカーからもTVキャンセラーが発売されたのを見ると
そちらはS60/V60のみの対応な事を考えると、
サイドビューカメラの有無が関係しているのかもしれません。



TVキャンセラー本体は、ヒューズボックスの蓋部分に両面テープで貼り付けました。
ナビソフト等の更新時は元に戻さなくてはいけない可能性があるので
この場所だと、TVキャンセラー配線をバイパスさせたりする作業が楽かな〜
走行テストも無事に完了でした。気を遣う作業でした(^_^;)



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