S600レストア日記(2012年1月〜12月)




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 (1月10日)純正ラジオを昨年末に入手しました。売り主の話では初期型のラジオとの事。一般に見かけるラジオはツマミが黒みたいだ。格安で手に入れたのでもちろん汚く不動です(笑)。ラジオとして使う予定はなくメクラ蓋としてつかうのでこれでOK!。早速お掃除です。前面のシルバーとその枠の黒は錆が出てきているので再塗装をしようか思案中。


 (2月16日)ジャンクのルームランプとバッテリートレーを入手しました。ルームランプは断線しているだけなので配線を付けてあげれば使えそうです〜。トレーはライフやステップバンの純正。テールレンズですが左側だけヒビ割れしていて白く濁った様になっていたので、昨年に新品のテールレンズを入手しました。無事に交換を終えると・・・・綺麗すぎて、今度は右側がくすんで見えます(^_^;)


 (3月1日)昨年の11/3のイベントが終わってから全然走っていないS600。カブっている状態のままだったのでプラグを新品に交換しました〜。7番です。交換後、少しは綺麗にアイドリングしてくれましたがあおっていないとストールしてしまいます(T_T)。11/3のイベント遠征で何か問題を抱えてしまったようです。気になるのはニュートラルギアでもクラッチを踏んだり離したりでアイドリング回転数に影響が出る事です・・・・。


 (3月8日)点火タイミングや各プラグの点火など不調の原因と思われる箇所をチェックしましたが正しい状態なのでキャブを疑ってみます。S600のキャブ外しは初挑戦です。エアークリーナーを外しキャブ下のステーを外しキャブとインマニの接続ナット8個を外すと簡単に外れてくれました。基本はステップバンと同じCVキャブなのでさくさくと分解。意外と内部の構造が違うんですね〜。各パーツをしっかりと洗浄しました。ブリーザーパスやエアクリーナーベースは液体ガスケットが併用されて装着されていたので外すのが大変なので今回は4連のままで掃除しました。今回の掃除でダメだったら分解ですね。ジェット類の掃除をして組み付けていきます。しかしフロート4個のうち3個が振るとシャカシャカと音がします・・・・。水に浮かべても浸水の様子は無いのですが錆粉?!。フロート側面の空気抜きを埋めているロウ付け部分に小さな穴を開けてフロートを振るとガソリンが出てきました(^_^;)。3個ともガソリンを抜き、ハンダで穴を塞ぎました。でもガソリンが入ってたって事はフロートに亀裂が有るって事です。うーん。とりあえず内部には微量のガソリンの進入だったので様子を見てダメなら交換しよう。重りにくくりつけて水中にしずめたまま放置して浸水をチェックしてみようとおもいます。


 (3月9日)鍋に水を張って沸騰手前ぐらいの熱さにしてフロートを割り箸で挟んで沈めてみました。3個のフロートから僅かに気泡が出てきます。マジックで印を付けてハンダで修復です。しかしイタチごっこ・・・。仮に塞がっても不安なフロートになるなぁ〜と思い途中でやめました。どうするかなぁ〜。キャブインシュレーターに付着していた紙ガスケットや液体ガスケットを掃除しました。フロートチャンバーボディーがキャブボディーの底にすんなりと嵌ってくれないのでバリを削りました。4個とも綺麗に嵌る様になりました。これでクリップで押さえつけた時にしっかりとパッキンと密着してくれると思います。


 (3月10日)昨日のフロートチャンバーボディーの研磨部分をサンドペーパーで少しならしました。また少し残っていた液体ガスケットカスをシンナーでお掃除。キャブボディ側の液体ガスケットカスもお掃除。キャブインシュレーターとエンジンヘッドとの面には紙ガスケットが付くので切り出して作成。(キャブとの面はOリングで面する)。夜中なので穴開けポンチは後日。


 (3月12日)キャブが降りているのでエンジン右側を少しお掃除しました。雪がちらつく中での作業だったので思う様に手が進まず、あまり綺麗になりませんでした(^_^;)。エンジンルームの右側の壁のお掃除をしていなかったのでお掃除。こちらは成果が判るくらい綺麗になりました。先日に作成したガスケットにポンチで穴を開けて適合を確認しました。バッチリです(^_^)v


 (3月13日)手配している部品が来ないので、今日は以前に手に入れて放置していた純正ラジオルームランプを装着しました。ラジオは本体やフレームがプクプクと錆が出ている部分が有ったのでペーパーで研磨後に塗装しました。ルームランプは断線していた部分を治してフレームを塗装しました。そして車体へ装着!(ラジオのツマミは、まだ磨いていないので未装着)。ラジオは動かす予定はないので背面の少し残っていた配線は切断しました(^_^;)。ルームランプも点く様になって車らしくなりました。だんだんとコンソールが純正に戻ってきました〜(^O^)。あとは灰皿を探さなくては・・・


 (3月14日)「山梨ぶどう」が届きました〜・・・ではなく発注していた部品が来ました〜(笑)。入手したのは新品フロート4個と近々実施するデフのOH時に使うオイルシールです。早速フロートを組み込みました。油面はキッチリと17mmに合わせました。フロートチャンバーパッキンは液体ガスケットを使わずに組み付けてみました。車体に装着しエンジン始動!。無事にかかりました〜。がアイドリング不調はあまり変化無いかなぁ〜。発見したのはニュートラルでもクラッチを離すと僅かに前進しようとする力が掛かってる模様(^_^;)。と言う事はキャブのスロー系の問題ではなくミッションからの負荷でエンジンが止まってしまいそうになっているのか?!・・・と、いうことでテスト走行に出かけました。昨年12/1に治した水温計の動きを確認すると以前の様な100度を示す様な事はなく正常な水温を示しています(^_^)v。以前のメーターは入手時からダメだった模様です。ちなみにサーモスタットは78度のを入れています。そしてカフェで休憩〜。この車で来るのは初めてでした〜。ホットティで体を暖めてから更にテスト走行〜。今度はTさんの会社へお邪魔してみました。今度お願いするかもしれない溶接での作り物のお話などをちょこちょこさせて頂きました。そして日が暮れ始めたので帰路につきました。帰宅ラッシュ渋滞に少し巻き込まれましたが温度は80度以下です。サーモは一般的な82度のモノでいいかもしれませんね〜。怪しいミッションですが、帰る頃には、ニュートラルで前進しようとする症状はかなりマシになっていました。古いミッションオイルが悪戯しているのかな?!でも走れるレベルになってちょっと一安心。帰宅後は入手時から気になっていたドアロック部品に付着している塗膜をカリカリと落としました。こういう部分がボロさを強調しちゃうので(^_^;)


 (3月16日)ラジオのノブを装着しました。ノブはあまり綺麗にならなかって残念。エンジンルーム左側面の一部が掃除していなかったので掃除〜。助手席側サイドガラスに貼られていた「点火時期調整」のステッカーがハゲハゲでみすぼらしいので綺麗に剥がしました。昨年の11月に入手したままだったセミトラをフルトラ装着までの期間限定で装着しました。エンジンルームには設置したくなかったので助手席ヒーター付近に装着。エンジンルームのセミトラ配線はなるべく目立たない様にしました。キャブレターに付くチョークワイヤーの固定針金?が無かったので適当な針金で作成装着。


 (3月17日)昨夜は遅かったのでセミトラ装着後のエンジン始動テストを行っていませんでした。キーをひねると無事にエンジン始動〜(^_^)v。いつものエンジン始動なのですが、エンジン始動時に少しだけチョークを引いてセルを回し、始動したらチョークを戻してアクセルでアイドリングが落ち着くまで僅かに踏んだりして待つってのがいつもなのですが、チョークを引くとしっかりとアイドリングしてくれるので、先日までのアイドリング不調はスローの燃料が薄いのでは?!と感じました。そこでパイロットスクリューの正規戻し規定値の0.75回転戻しを0.9回転戻し位にするとチョーク無しの低い回転でもアイドリングをしてくれます!。パイロットスクリューの正規戻し規定値を知って、0.75回転にしてからアイドル時のトルク不足が発生してたのかもしれません・・・ま、ミッションオイルは交換予定ですが。テールレンズが片方だけ綺麗なのが気になるので右のKOITO製のレンズを外し歯ブラシで水洗い掃除しました。表面は再びプラスチックコンパウンドで軽くお掃除。装着すると左右の綺麗具合の差が縮まった感じです〜。3日前のテスト走行時の事なのですが、スモールを点けるとメーター関係が光るのにヘッドライトを点けるとメーター関係が光らないのです。ヘッドライトが点いているので急ぐ様な修理ではないと思っていたのですが、本日、ひょっとしてと思ってテールランプを確認すると、ヘッドライト点灯時はテールが光ってませんでした(^_^;)。ライセンスライトも消えていたので危険です。スイッチしか疑う場所はないので、taa(duke)さんのHPを参考にライトスイッチを外して分解しました〜。接点が焦げてるっぽい箇所が有りましたのでお掃除したり軽くペーパーをあてたりし修復完了。更に左の3個の接点部品の下半分は使われない接点部分で新品状態でしたので右の3個と入れ替えておきました。taa(duke)さんと同じ技です(笑)。元通りに組み付けてライトスイッチを操作すると無事に治りました〜。次に今まで点灯するのを見た記憶が無いハイビームのランプの修理。単純に球のソケットとの接触不良っぽい感じでしたが、球を新品にしておきました。ハイビームで無事に点灯!青色じゃなく紫色なんですね〜


 (3月18日)今月に入ってからS600を走れる様に整備をしていました、ちょうど高雄サンデーミーティングがあったので参加してきました。まだまだ調整不足ですが走ってくれる様になりました。そして初めて雨に打たれてしまいイベント参加時間よりも長時間なお掃除をして本日終了(笑)


 (3月19日)昨日は1日中雨が降ったり止んだりで湿気が高かったので、今日は天日干しから始まりました。ボンネットオープン時に気になっていた汚いキャッチを綺麗にしてあげる事に!。外して剥離だけでいけるかと思いましたが少し錆が出ていたのでシルバーで塗装しておきました。エンジンルームもそこそこ見れる姿になったのでは〜(^O^)


 (3月21日)更なる天日干しを兼ねてドライブに出かけました。アイドリング回転数を規定値1100回転?!に合わせました。バッチリアイドリングしてくれます。デフを除いて快調です。


 (3月22日)デフのオーバーホールを開始するに当たってバラす段取りを確認。とりあえず、ハブシャフトのスピンドルナットはタイヤが付いた着地状態で外しておく方がよさそう・・・。手持ちに無いナットサイズだったのでソケットを調達しなくてはいけません。


 (3月23日)ハブシャフトのスピンドルナットのサイズをノギスで測ると29.4mmぐらいなので購入するソケットを迷っていましたが、サービスマニュアルを隅々まで見ていると29mmという表記がありました〜。今日は割ピンを抜いただけです(^_^;)。オイルキャップの新品をストックで持っていたので交換してみました。先日のキャブレターオーバーホール時にバキュームピストンの動きが渋そうな部分があって、掃除だけで問題なく動く様になっていたのですが、やっぱり気になるので、バキュームピストンとバキュームシリンダーの擦れる面を影響が出ない程度でコンパウンドで軽く磨いておきました。良い感じに動く様になりました。変化は無いかもしれませんが(^_^;)。プラグをチェック。きつね色の上に黒いススが被っている感じです。おそらくオイル下がりかオイル上がり等の問題を抱えてるんだろうなぁ・・・


 (3月27日)ちょっと前から気になっていたフロントのクリアーウインカーレンズ。クリアーレンズは大好きなのですが、白ボディなので前から見た時に色味が無く寂しいので純正のオレンジを装着してみようと思います。純正は3諭吉とかで取引されててドン引きなので、全く同じ形状の流用レンズを用意しました。ちょっと加工しなくてはいけませんが見分けは付かないでしょう〜。そして、やっとの事ながらデフのオーバーホールを開始しました。少しでも軽い状態でデフを降ろしたいので手羽先チェーンケースを外す事に。チェーンケースのオイルを抜き、ブレーキホースやショックを外します。そして無数のボルトを外すと手羽先がまっぷたつに。ドラムブレーキなどのアウター側は外れましたがインナー側は抜け止めのクリップなどを外したけど抜けませんでした。デフを固定するサポーターのダストシールが固着してて外れない感じです。これは付いたまま降ろそうかな。マフラーも邪魔なので外しました。エキパイとセンターパイプのつなぎ目を外し3カ所の吊り部分を外すと大きな塊で落ちてきます(^_^;)。デフのオイルを抜いて今日は閉店。


 (3月28日)デフ降ろし作業2日目。まずプロペラシャフトのジョイント部分を外しました。このゴム、千切れはなかったですが亀裂が入ってました・・・・交換時期の様ですが、もう少し頑張って貰いましょう(^_^;)。デフマウントのボルトとそしてサポーターのボルトを外すとデフが外れました〜。デフが降りるとシャシー側はスッキリ。手羽先インナー側からダストシールなどを外してサポーターを外しました。サポーターがガタガタです(T_T)。内側の樹脂が亀裂や摩耗で減ってます。定番の症状の様でここはオイルレスの金属のものに打ち変えるのが一般的だそうです。うーん出費が・・・使えそうな材料は例の所で調査済みなのだが・・・。そして恐る恐るデフの分解開始!。ギアをチェックすると欠けは有りませんでした(^_^)v。前オーナーさんは新品部品(何か不明)を使って自分でオーバーホールされたがすぐにデフが唸りだしたという話をされていました。ギアはちょっと摩耗してるかな?!。さらに観察するとリングギアの揺れが凄い。バックラッシュの狂いではなくデフギアケースアッセンブリーがグラグラ動く感じ。バックラッシュはサービスマニュアルでは0.08-0.12mmとなっているが1mm近くは有るのでは?!。デフギアケースアッセンブリーを固定する左右のデフキャリアーベアリングの押さえつけが甘い様でベアリングがガタガタしている。これがデフ唸りの一番の原因でしょう〜。あとラフなクラッチミートで急加速するとガタガタと叩く様な上下運動が車体から伝わってきたのはサポーターの摩耗による遊びが原因かな?!。ダメそうな場所はとりあえず判りました。ちょっとだけ部品を洗浄して今日は終わり。


 (3月29日)デフキャリアーベアリングを確認。ガタガタで使われていましたがニードルのコロは回ってくれる様なのでドライブギヤーアジャスターを締め付けてみました。締め付ける為のドライブギヤーアジャスター(内側がギザギザのヤツ)ですが、締めていくとベアリングのコロを整列させているリング部分に干渉してしまいます。擦れて回った形跡アリ。どうやら前回のオーバーホールされた方はドライブギヤーアジャスターの裏表を間違えてた模様です。逃げ部分のある面をベアリングの方へ向けて締め込んでOK!。ちなみにポンチマークで左右の使用場所指定があるのも逆でした。ダイヤルゲージでリングギアのバックラッシュを測定すると0.20ぐらいでした。基準値0.08-0.12より大きいですね・・・どうしたものかと思ってサービスマニュアルを見るとドライブギヤーアジャスターの左右の締め付け量でギアを左右に振るみたいでした(^_^;)。てっきりピニオンギアの前後の位置でバックラッシュを調整するものだと思ってました。明日やってみよっと。デフのお釜の部分と昨日の中途半端だった手羽先インナー側を綺麗にお掃除しておきました。


 (3月31日)ピニオンのバックラッシュ調整が終わり、このデフで行くぞって事でオイルシールを交換しました。ピニオンのナットは19.4kgというとてつもない力で締めてある筈なのですが簡単に外れました?!(^_^;)。Oリングとオイルシールを交換し元通りに組み立て。トルクレンチは11kgまでしか測定出来ないのしか持っていないのでネジロック剤併用&勘で締めました。締め付け後、手で回そうとすると回りません・・・・。ピニオンナットを緩めると回ります。6kgぐらいで締めても回りが重たくおかしいです。バラしてみました。するとピニオンを支えるベアリング2個(正確には3個)の間のカラーやシムが全然長さが足りていなくて締めればベアリングを圧迫してる状態でした。どうりでパーツリストとは違う感じでピニオンナットがスプリングワッシャーを使って止めてあったり、ナットの頭がドラシャに擦れて削れていたり、弱い締め付けだった訳です。その他、手で回る様なネジの締め付けやセルフロックナットが使われてなかったりと知れば知るほど不安要素が満載なので、これはヤバそうな気がするので、予備の39年式デフの解体を始めました。チェーンケースのオイルを抜こうと思ったらドレンボルトの頭が丸になってました(^_^;)。なんとかロッキングプライヤーでガチガチに挟んでパイプを使って回して外れました。サポーター部分は39年式の小型のモノは耐久性が無い為、教科書通り亀裂が入ってました。デフオイルも抜いて分解準備完了。片側ずつチェーンケースを分解しアクスルシャフトを抜きました。39年式の特徴の穴あきのスプロケットですね。テンショナーを確認するとビックリするほど摩耗(笑)。これはジャラジャラと凄い音がしていたのではないかな〜。手羽先の肩の部分を固定しているカラーの奥にある分厚いスラストワッシャーを外しました。このワッシャーが今まで車体に付いてた方にはペラペラの調整シムだけしか入れられてなくてガタガタの遊びだったのです。恐る恐る部品取りデフを確認。ギア欠けは無く、かじりの様な事もなく使えそうです!(^O^)。デフキャリアは39年式はアルミ製で、今までの41年式デフは鉄製でした。全長などは同じでお釜に嵌る事も確認出来ましたのでデフは39年式で、それ以外は41年式を使うというMIXでいこうと思います。デフ一式を2セットもバラした状態でいるとガレージから玄関に辿り着くのがスクラップ街道の様になってしまってます(笑)


 (4月1日)トレーリングアームのアウター側に付いているスプロケとチェーンを外しました。大きな方のスプロケの固定ナットには怪しい姿で割ピンが挿さってました(^_^;)。トレーリングアームのインナー側の壁を少し削ってましたので、組み付け時には綺麗にコンパクトに割ピンを装着しなくてはいけません。インパクトが無い環境なのでドラム側にタイヤを取り付けて回転しない様にして外せました。スプロケ類が外れたらハブを外しました。ブレーキ一式を外しベアリングを前部外しました。今日はプーラー作業のオンパレードでした。トレーリングアームのアウターをお掃除。あとは注文部品が到着次第、組み付けていくだけ〜


 (4月2日)デフケース・チェーンケース左右に付いているオイルのブリーザー部分を掃除した。定番のゴミによる目詰まり等が有りましたが清掃して完了〜。デフキャリア部分の外側のお掃除を行った。僕では外せない内部のベアリングが有るので洗浄剤には漬けずに、せこせこと磨きました。使うデフのピニオン軸のオイルシールを交換する為にピニオンナットを緩めようと挑戦しましたがソケットが先日の駄目デフの様にかかってくれませんでした。ディープソケットを買いに行く事にして今日は終了。


 (4月3日)台風の様な大雨が去ったので19時より作業開始。デフピニオンのオイルシールの交換です。現在の締め込み位置をカリカリと鉄に傷を付けて印をしました。そして水道管によく似たミラーネプロス延長工具(笑)を使って19.4kgの力で締まっているピニオンナットを緩めました。オイルシールを交換して元通りに組み付け。3/31の一枚目写真を見るとナットの頭が削れていたのが判りますね。元の印の位置よりも調子をこいて2mmほど締め込んでしまったのがちょっと心配(^_^;)。この状態でバックラッシュ調整をすればデフは組み付け出来るぞっ!


 (4月4日)サポーターをトレーリングアームインナーに組み付けました。サポーターの摩耗で遊びが有るのが気になりますが、左右のサポーターを入れ替えて組み付けると当たり面が変わるので少しガタはマシになりました。その代わりグリスニップルの位置が下部から上部へ移動しちゃいました(笑)。デフキャリア本体に手羽先を装着。擦れる面はデフオイルが回ってくる様になってたのでグリスではなくオイルで溶けてくれるワコーズの組み付けペーストを塗って組み付けました。デフのお釜部分のスタッドボルトが1本無くてボルト止めになってたので部品取りのお釜から1本移植しました。デフのバックラッシュを調整後、仮に合体。お釜との接触面のパッキンが無いのです。切り出さなくては・・・


 (4月5日)バックラッシュ調整をもう一度。ダイヤルゲージの先っちょがグラグラだったので先日のバックラッシュ調整が心配になり再測定&再調整。ピニオンギアもリングギアも360度均等には摩耗していないのでバックラッシュに幅がありますね・・・。基準値0.08-0.12mmに収めようと頑張りましたが0.07-0.13位の感じになりました。まぁまぁなのかな。材料が揃ってなくて組み付け作業が進めないので、手を付ける予定ではなかったブレーキバックプレートのお掃除を開始。過去のブレーキオイル漏れ?!で塗装はグチャグチャで背面はシャーシブラックの厚化粧でした。スクレッパやワイヤーブラシで簡単に掃除&剥離。塗装は晴れた日に行おう。


 (4月6日)デフのお釜のパッキンを切り出しました。デフのギアにはカジリ防止の為に組み付けグリスを塗布。お手製パッキンの適合はピッタリです!でもあまり良いシートではないので液体ガスケットを併用しました。プロペラシャフトとの接続のフレキシブルジョイントは程度の良いゴムが手持ちで有ったのでそれを装着しました。デフマウントの金具も簡単に塗装しておきました。車載前にフレキシブルジョイントを装着しておかないと車載状態ではボルトが入りません。気が付いて良かった〜(笑)。デフをジャッキで持ち上げて固定します。プロペラシャフトとも無事に接続完了!。良い眺めです〜。マフラーは錆が出ていて気になったのでワイヤーブラシで掃除してから耐熱ブラックで塗装しておきました。リアのハブシャフトのベアリングやブレーキバックプレートを固定する部分のパッキンが駄目になってたので切り出しておきました。


 (4月7日)バックプレートにPORを塗ろうと思って缶を開けると・・・固まってました。仕方なくバックプレートはシャーシブラックを塗っておきました。チェーンケース内の3個のベアリングは全部、ゴムの両シールタイプを購入しました。不必要な部分はゴムシールを撤去します。ハブシャフトのオイルシールを流用で手に入れましたがアウト側のシールが適合しなかったので今のをそのまま使う事に。イン側はこのチェーンケースは装着されていませんでした(笑)。ベアリングにグリスが当たる様にたっぷりと注入してハブシャフトを挿入。形になってきました。スプロケはチェーンを装着してからでないと本締め出来ません。ハブナットが行方不明で1時間程探索でロスしたので今日はココまで。あと前側のベアリングを打ち込んでスプロケとチェーンを装着すれば合体準備完了かな。


 (4月10日)チェーンケース前部のベアリングを打ち込み、スプロケやチェーンを装着しました。スプロケのハブナットを力強く締め込むのが大変です・・・。そしてブレーキ関係の部品を組み込み完了。同じ作業をもう1セットして左右とも完了です。マフラーの最後部の吊りブラケットが僕のSには付いていなくてゴムバンドで吊られていたので作成中です。黄色メッキの部品は純正を再現したTさんの作品。S購入時に分けてもらいました。僕の掘りが浅くて皿ビスが最後まで沈んでくれないので考え中です。あとデフの固定部分のU型ブラケット(4/6の4枚目写真)が最後までネジを締め込む事が出来ず気になったので色々と調べると、やはり最後まで締め込めるみたいなので外してダイスをたてました。これを再装着する手前で本日タイムアップ。


 (4月11日)デフをブラケットでしっかりと固定。そしてやっとマフラーを装着です。エキパイとの接続部分のフランジナットには銅グリスを塗っておきました。作成していたブラケットも完成しマフラーエンドもしっかりと吊せました。リアブレーキホース接続部分のバンジョーボルトのアルミワッシャーが再利用されまくりで限界っぽかったので同サイズのアルミワッシャーを用意。うまく使えそうです。3/27の1枚目写真で写していたフロントウインカーレンズ。本日、加工して交換出来ました。ピカピカレンズでうっとり〜。


 (4月12日)チェーンケースのベアリングですが、前部のベアリングを装着時に入りにくかったので勢いよく叩きこんでいました。なんだかガタが気になるので、念のため再度新品のベアリングを用意して丁寧に入れ替えました。でもガタは変わらなかったので敏感に考えすぎだった模様です(^_^;)


 (4月13日)オートマLifeさんに依頼していたテンショナーローラーの打ち変えの品が送られてきました〜(^O^)。摩耗して小さかったローラーがしっかりと治ってます!。オートマLifeさんありがとうございましたm(_ _)m。チェーンケースを合体させるのに中心部のワッシャーの様な形状のガスケットが必要なので切り出しました。デフアクスルとチェーンケースの接続部分のオイルシールは新品に交換です!。テンショナーを手羽先に装着し液体ガスケットを併用した再利用ガスケットパッキンを使ってケースを合体。サスペンションやブレーキホースやサイドブレーキワイヤーなども接続。チェーンケースには230mlのギアオイルを左右とも注入。肝心のデフオイルですが注入口のボルトがなめていて緩められず入れる事が出来ませんでした。舐めたボルト頭用の特殊ソケットを調達してこなくては・・・・。雨も降ってきたので本日のテスト走行は無理なので諦めて各種オイルの交換作業を行いました。リアのブレーキ関係を外していたのでブレーキオイル交換。ついでにクラッチマスターのオイルも交換。そしてミッションオイル交換。エンジンオイル交換。今日は全てのオイルを交換した事になるかな(笑)。もうひと息だ〜\(^_^)/


 (4月14日)なめたボルトを緩める為のソケット「トルネードソケット」というモノを買ってきました。そして早速挑戦!あっけなく外れました(^_^)v。デフオイル600mlを注入し、とりあえずなめたボルトをそっと締め込んでおきました。大きな特殊?なドレンボルトなのでS専門ショップから買わなくてはいけません・・・。チェーンテンショナーを調整するアジャストアームがチェーンケースのオイル注入口に当たるのでアジャスター部分を左右入れ替えました。パーツリストの通り組んだのですが、小変更の繰り返しで後期は方向が変わったのかな?!。そしてテスト走行に出発!。デフの唸りは・・・以前のデフよりかはマシですが、まだ唸ってます(^_^;)。うーんシビアな部分なんですね(T_T)。でも以前の様な不安要素は無いのでとりあえずこのまま様子を見ようと思います。テスト走行で友人宅まで走って帰ってきたのですが、帰りにおかまを掘られたっぽい?!です。右折レーンで待っていて発進する時に自分のヘタなクラッチミートで飛び出したのだと思ったのですが、後ろにいたエルグランドが直進車線に移動して猛スピードで走っていったのです。すぐにSのリアを確認しましたが損害が判りません・・・でもバンパーが押されたので取り付け部分のステーが当たるボディー面の塗膜がペリッと剥がれていました。左リアのバンパーが5mmほど内側に入っちゃったかもしれません。バンパー裏のステーの曲がりが確認出来ました(今回なのか以前からか不明)。まぁ当て逃げされましたが損害が少なくて助かりました(^_^;)。帰宅してからリア周りを確認していたわけですが、ついでに以前から気になっていたトランクの閉まりが少し浮いている状態を調整してみました。シムを抜いても1mmしか下がらなく、ロックの金具の方向をパーツリストで確認すると逆だったのを方向転換して更に2mm下がったぐらい。あと2mmぐらい下げたいのですがなんともなりません。


 (4月15日)自分の作業速度の尻叩きの為にイベント参加を申し込んでいたのです。ギリギリ間に合って参加してきました〜。往復で計160kmを走破してきました。デフは少々唸ってますが高速道路も問題なく走れてトラブル無く帰ってこれました〜。


 (4月17日)部品取りのデフやトレーリングアームなどが玄関先に転がったままだったのでバラバラ部分を組み付けて掃除をしてストレッチフィルムでぐるぐる巻きにして保管。デフのオイルですが、S600のサービスマニュアルにはミッションもデフもトレーリングアームも「ホンダギアーオイルSAE80」が指定です。しかし今はSAE80なんて売っていないので4/13の写真に写っているカストロールのマニュアルトランスミッションディファレンシャル兼用オイルのユニバーサル80W−90を入れました・・・が、色々と調べてるとこれはミッションオイルやデフオイルなだけでした。FF車の様なギアの咬みあいやデフだけの部分には使用OKですが、Sの様なFR車はデフ部分にはデフギアとハイポイドギアが入っている為、このオイルでは駄目だったんです。イベント会場でS乗りの方に話を聞くとSAE90を入れているとの事なので各メーカーのオイルを調べると、カストロールの場合「Axle リミテッドスリップ 90 」が良さそう。パッケージの絵を見ると今使ってるのはシフトノブの絵ですが、今回買ってきたのはハイポイドギアの絵です!。どうやらSAE90やSAE140のオイルなどの硫黄入りのをハイポイドギアオイルと言いFR車のリアに使えるっぽいです。ハイポイドギアは咬みあいだけではく摩擦も有る為バックラッシュが大きめに取ってあるので粘度があるオイルを使うらしいです。これに入れ替えて唸り音がどう変化するか楽しみです。※翌日このオイルを入れるのは辞めて、更に硬いオイルを調達しました。


 (4月18日)昨夜にSのデフオイルについて更に情報収集していました。するとSの専門ショップさんは75Wー140から85W−140などを使うとの情報が!!。と言うわけで昨日に購入したオイルは辞めて85W−140のオイルを買ってきました。先日のイベント参加で約160km走行しているデフオイルを恐る恐る抜きました。金属片も金属粉も有りませんでした(^_^)v。色がグレーなのは以前に入れていたモリブデン系添加剤が内部に残っていた為です(^_^;)。さっそくオイルを注入。オイラーのノズル穴が小さいので握力の筋トレ状態で入れました。作業完了後は某所までテスト走行。唸りは減りました。幌ですと唸りが聞こえますが、オープンで走ったらこもらなくて聞こえないかも。帰宅後、気になっていた流用不明のホーンを外して手持ちのライフのホーンと比較。2連で装着したいので似てるから、この2連をお化粧直しして付けようかな〜。


 (4月19日)ダイナモからの配線に付いているメインヒューズケース(S800用が付いている)に付着していた塗装ミストをチマチマと落としたりしました。そんなチマチマ作業をするつもりでしたが、4/15のイベント帰宅後、家に着いてすぐに少し高かったアイドリングを調整しようとアイドルスクリューを緩めましたが1150回転から下がらない事が判明しました。同調が取れていなくてスロットルバルブが先に締まってしまう気筒が有る感じです。おそらくアイドリング時は4気筒じゃないのです。はい、キャブを外しました。Sのキャブは「1と2」「3と4」は、それぞれスロットルバルブが軸で繋がっていて軸のひねりで同調を取ります。「12」と「34」はアジャスターが付いています。スロットルバルブの閉まりが怪しい「34」のスロットルボディを外してみました。写真は少し開いている状態なので綺麗に金環日食みたいになっています。これが全閉にしても摩耗で一部分に少し隙間が有りました(^_^;)。どうしようもないのでそのまま元通りに。幸いにも「1と2」や「3と4」の軸での同調はほぼ取れていたので助かりました。「12」と「34」のアジャスター調整を工夫してみました。「34」の全閉(少し隙間有り)と同じ位の隙間が出来るか出来ない位に「12」の状態がなるように調整しました。そして元通りに組み上げ。エンジンを始動するとアイドリングが以前よりも安定していて力強い感じ。アイドルスクリューでの調整もちゃんとエンジン停止まで下げられます。アイドリングを1000回転ぐらいにセットしておきました。アイドリング調整の為に暖気をしていたのですがお漏らし発見!ウォーターポンプ付近から冷却水が漏れていました。購入時から少しずつ減る冷却水の漏れ場所はココだった模様です!。今日はエアクリカバーの蝶ネジをエンジンルーム下部のどこかに引っかかって無くしましたが、キャブ調整や水漏れ箇所発見でプラスだったかな〜


 (4月21日)ホームセンターで売っている蝶ネジを買ってきました。蝶ナットというのかな。今までも純正ではなかったのでとりあえずこれを装着。綺麗なメッキのナットだったのでプラグカバー側も交換しておきました。いずれ何か部品を注文する事が有った時に純正蝶ナットを買いたいと思います。


 (4月23日)ホームセンターでスポンジを買ってきました。これを切って4本のスポンジを準備。端はグラインダーで緩やかに薄くなる様に削りました。それをトランクウェザーストリップの高さが足りなかった部分(4カ所)に装着。これでトランクの荷物が排気ガスの巻き込みでススだらけにならない様になると良いのですが・・・。トランクの密閉が完成したらトランクマットを作りたいので事前に型紙を作成しておきました。僕のS600は運転席と助手席の足下前部の壁の内装材が剥がれてしまって有りません。接着剤の跡が残ってたりで汚いのでカーペットを用意していました。買ったマットは黒ですが紺に近い・・・なかなか純黒のマットは見つかりません(T_T)。とりあえずこのマットを合うサイズにカットしました。貼り付ける前に切り口の処理をしないといけませんねぇ・・・。幌の前部のフロントウインドウ上との密着部分のウェザーストリップを付けてないので向こうが見えてしまいます。先日のイベント参加時の高速走行でスースーと風が入ってきてたのでウェザーストリップを貼り付けました。バッチリ密着してくれました。流用出来そうなコイルを入手しましたが抵抗値を計ると、どうやらCDI用のコイルっぽく抵抗値が小さい(T_T)。これを使うとポイント車は接点がすぐに荒れてしまいますしフルトラ車だとパンクしてしまいます。今装着している現行セミトラはCDI用コイルを使用すると、しばらくすると壊れる仕様(説明書にも記載)なので、これは使えないコイルです・・・(T_T)


 (4月24日)昨日の新品流用コイルですがTさんの所でちゃんとしたテスターで抵抗値を測定すると使える抵抗値でした。今付いている純正コイルの抵抗値と同一なのでバッチリ使えそうです。いずれちゃんとしたテスターを買わないといけませんね(^_^;)


 (4月27日)4/23に切り出したフロア前部のカーペットの切りっぱなしだった縁をミシンで処理しました。あとは両面テープか接着剤で壁に貼り付けるだけです。


 (4月29日)今日は狭山池クラシックカーフェスティバルを見学に行ってきました。綺麗なレストア完了したばかりのS600を拝見出来ました。41年式だったのでエンジンを覗き込むと僕が数日前から疑問に思っていたオイルゲージ上辺りのクランクケースからのホースの行き先が判明しました。なんとインマニ下部にニップルが有り、それに繋がっていました。僕のはインマニ部分が輸出用の初期のインマニ?!が付いている様でニップルが有りません(訂正:5/1に有るのを発見(笑))。インマニを冷却させるためか、ヘッドからのオイルがクランクへ戻りやすくする為か、後期になって追加されたオイルラインの様です。僕のクランクから伸びるホースはメクラ蓋してしまって良さそうだという事が判りました。帰宅してネット徘徊しているとホースの繋がりが判る画像を見つけました。初期のエンジンには無いはずです。収穫のあった日でした。


 (5月1日)フロア前部のカーペットを貼る前に昨年に買ったまま放置していたステアリングシャフトのグロメットを装着しました。装着する為にはシャフトを抜く必要が有るので大変面倒です(^_^;)。外したついでに塗装ミストや錆が発生しているシャフト部分のお化粧直しを行っておきました。グロメットを装着してシャフトを差し込んで、カーペットを貼りました〜。トランクのカーペットも素材を買っていたので切って敷きました。4/23の作業の続きになりますがトランクウェザーストリップの密着していない部分を発見したのでその部分に更にスポンジを挟んで厚みを出しました。今度こそ完璧です!。4/29に判明したクランクケースからのホースの行き先。インマニにニップルが無いと思っていたら有りました(^_^;)。ホースをそこに差し込んで問題解決しました。リアバンパーには社外バックランプを装着していたボルト穴が開いているのですが、見栄えが悪いので穴を塞ぐ様にメッキテープを貼っておきました。入手時から運転席側のドアウェザーストリップの接着が剥がれていたのを放置していましたが、全塗装はまだ少し先になりそうなので、ちゃんと接着しておきました。


 (5月3日)入手時からタイヤの空気がスローリークしていて1ヶ月以上乗らないと1.2ぐらいまで空気圧が下がってしまいます。パンクではないと願って、バルブコアを交換してみました。奮発?!して上等な耐熱タイプを入れてみました。ジャッキアップして交換したので、ついでにブレーキのセリも調整しておきました。


 (5月4日)S600入手当初からフロントフェンダー内の後部のボディーパーツが欠品しています。フロントタイヤが巻き上げた泥や水が溜まりやすい箇所なのでカバー部品を定期的に脱着して泥掃除をしてあげなくてはいけないのですがカバーが無いのです(^_^;)。ダイレクトで泥や水がサイドシルを目がけて進入する仕様になってます・・・。そこでダンボール等で型どりして仮にプラダンで作成しガムテープで貼ってみました。ダサダサです(笑)。ちゃんとしたモノを作るまでの仮と言う事で・・・


 (5月7日)5/5に「福井クラシックカーミーティング」に参加してきました。往復で300kmを無事に走ってきましたが問題も色々と・・・・。帰路でゲリラ豪雨や雹に打たれたので天日干し乾燥させました。しかし助手席マット下には水たまりが・・・(T_T)。サイドシルかどこかから水の進入が有る模様です。アイドリングでエンジンが止まりそうになる事が数回有ったのでプラグのチェック。ススだらけですがおおむね良好。点火時期もタイミングライトで確認しましたが問題なし。クラッチの押しが足らなくて切れない時があったので微調整しました。まだ押しが足らないかも・・・。シフトブーツのゴムの劣化が気になったのでつや出し剤を塗布。ステアリングのセンターが出ていなかったので一山ズラしました。ついでにウインカーの戻りが悪い時があるのでシリコンスプレーを噴いてみましたが変化無し(^_^;)。我がS600にはサンバイザーが欠品なのですが運転席に取り付けの棒だけ残っていたので撤去。300kmの走行でオイルが300〜500cc程減っていたので足して町内を試運転しました。その時、サンバイザーの棒をボディのどこかに置きっぱなしだった様で無くしてしまいました。こういう事が最近増えました(^_^;)。注意力が足らなくなってきておっさんを感じます(T_T)


 (5月8日)完璧だ!って自画自賛していたトランクのウェザーストリップですが、先日のイベント遠征で、まだ荷物が煤けました(静電気で汚れを引きつけるビニール袋等)。ゴムが密着してない部分を発見したので更にスポンジ下駄を挟んで密着する様にしてみました。今度こそ大丈夫!!!・・・・・かも?!


 (5月23日)念願の純正ホーンを入手。なんだか厚化粧しているので綺麗にしてから装着したいと思います。5/5のイベント参加以来、アイドリングが不安定です。ちゃんとアイドリングしてくれる時もあればダメな時もあります。コイルがダメなのかキャブがダメなのか・・・・。とりあえずコイルへ来ているプラスの電圧を計ると11.8Vでした。バッテリー自体は12.8Vでしたので1Vのロス。リレーを装着してロスを無くさせましたがアイドリング不安定なのは変化無しでした(T_T)


 (5月31日)プラグ掃除をしてみました。そして点火コイルを交換してみました。しかしアイドリング不安定は解決せず・・・・。ラジエター液の漏れの場所を探しているとウォーターポンプから漏れていました。ベアリングやシールを交換する時期が来てる模様(^_^;)


 (6月1日)オーバーフローを疑ってキャブを降ろしてフロートバルブ周辺を掃除してみました。これといった汚れは無く元通りに組み付け。続いて久しぶりに圧縮を測定してみました。7.3-3.6-6.2-4.7でした、以前は8.5-5.9-9.3-8.6で、規定値は8.5。全体的に落ちてます。セルの回転に問題が有るのかバルブにカーボンが噛みまくりなのか、一斉にピストンリングが折れたのか・・・・。しっかり暖気をしていない状況での測定だったのも関係してるかな・・・。うーん(T_T)。プラグを新品に交換してエンジンを始動し、エンジン回転数や音を頼りにパイロットスクリューをいじっているとアイドリングはなんとかする様になりました。それでも1200回転以下にすると止まってしまいます。エンジンオーバーホールの決断時なのかなぁ。カーボン掃除の添加剤を試してみてから考えよう〜。


 (6月4日)バルブ・燃焼室・ピストンリングなどのカーボンが気になるので洗浄剤をプラグホールから注入してみました。5分ほど放置し液体は程々にティッシュで吸い取って完了。結果、アイドリング不安定にあまり変化は感じられませんでした(^_^;)。そんな状態ですがちょっとおつかいに出動〜。水温が水温計を正しくしてから初の90度弱辺りを示しています。秋冬はオーバークールかなと感じていたのですが、夏は渋滞等で止まっていると上がりますねぇ・・・。やはり電動ファン化はしなくてはいけないメニューの様です。帰宅後、圧縮を測定。7.5-6.5-5.3-4.2。ありゃ6/1の結果と比べると上がってたり下がってたりしてます。やはりバルブのカーボン噛み込みやピストンリング固着等の影響で不安定なのかな・・・。とりあえずガソリンにバルブ洗浄剤を投入しておきました。あとはエンジンオイルにリングイーズでも入れてみようかな・・・・。お使いで買ってきたアルミワッシャーをヘッドカバーのオイルが滲んでくるボルトに使ってみました。滲みが止まれば良いなぁ。


 (6月7日)前回4/13にエンジンオイルを交換してから約1000km走行しています。オイルを食うので2リッター位は追加しているかもしれないのでオイル交換不要?!(笑)なんて思いもありましたが、今回洗浄剤を入れるに当たって排出しました。バーダルの「リングイーズ」というピストンリングのカーボンワニスによる固着を溶かしてくれる添加剤を入れます。エンジン全体の汚れが取れるのでオイルフィルターは新品にしておかないと目詰まりが発生するおそれがあるとの事なのでフィルターも交換です。フィルターケース内のオイルを見れば判りますが真っ黒ですね〜(^_^;)。フィルターは本当は頻繁に交換してあげたいのでカートリッジ式が使える様にするアダプターが欲しいです(高い(T_T))。リングイーズはオイル量に対して8%〜13%の添加なのでボトルの半分を使い8%位の添加を行いました。続いて5/23に入手したままだったホーン。お化粧治しをする為に分解です。バラしたら剥離。MITSUBAの文字が出てきました〜。純正じゃなかったら泣いてたかも(^O^)


 (6月14日)6/10に高雄サンデーミーティングに参加してきました。エンジンは絶不調です。アイドリングだけではなく高回転も回らなくなってきました・・・(T_T)。本日も圧縮の測定です。今日は冷間測定。9.2-5.6-4.5-5.0でした。前回に比べて上がったり下がったりです。やはりエンジン分解決定かな・・・・。問題なければ掃除とガスケット類の交換だと思えばいいかな・・・・しかし、この作業は腰が重いから、いつ始めるか考えてしまうなぁ。


 (10月13日)昨年の8/28に判明したデスビの問題。今回中期以降のデスビを入手したので解決出来そうです(^_^)v。とりあえず分解して洗浄しました。ついでだから、これにフルトラを組み込む予定です。ま、それよりもエンジン本体のオーバーホールを先にしなくちゃいけないのですけどね(^_^;)。


 (10月17日)デスビにフルトラを組むにあたって、純正のベースプレートに穴を開けたり加工するのは予備もなく気が引けるので、フルトラ用にベースプレートを作成する事にしました。用意した2mm厚のアルミ板を電動糸鋸やヤスリ棒を使って加工しました。手作業での作成でしたが、そこそこ良い精度で出来ました〜(^_^)v


 (10月18日)デスビのオイルシールのスプリングが千切れてダメになってました。S専門店で扱いが有るのは判っているのですが、今回これだけの為には送料が勿体ないので、いつもの問屋から、ちょっと分厚い使えそうなオイルシールを手配。しかし厚みを削る予定でしたが予定よりも削りシロが無く断念。そこでスプリングだけを移植しました。密着圧がUPしたのでOKそうです。デスビのベアリング2個も新品に交換。純正は2個とも開放型ベアリングですがオイルシール側のベアリングはゴムシールが付くLLBタイプにして片面のゴムシールを外しておきました。リアのチェーンケースでもやった技でオイル漏れ防止効果UP!。ベアリングを打ち込み、オイルシールを装着し、ガバナー軸の打ち込み完了。カップリングプレートの合いマークをきっちり合わせて、更にポイントカムシャフトの切り欠き位置も合わせました。外す時に方向を覚えていたから良かったですが180度逆でハマるので注意です。ステップバン系はどちらでも大丈夫なんですけどね。サービスマニュアルでは右だ左だって解りにくい表現で書いてあったけど、ガバナープレートにポンチを発見しました。丁度、切り欠きがポンチ位置に来ているのでOK!と思われます。


 (10月18日)SのポイントケースはステップバンやN360よりも小さいので、今まで使っていたままではフルトラを収めるのが困難です。イグナイターが大きすぎてケースに収まらないのです。なんとか削り込んで収まりそうな目処が立ちました(^_^)v


 (10月20日)フルトラのピックアップセンサーやイグナイターがデスビケース内に収まり固定出来ました。あとはローターの下部がセンサーに接触する部分があるので、そこを削れば「SPI製EAエンジン用フルトラ」をS600に移植できたことになります!


 (10月24日)フルトラのピックアップ部分にローターの下部が接触するので削りました。無事に2mm程のクリアランスが出来ました(^_^)v


 (11月14日)6月からエンジン不調で乗らずで放置中のS600。バッテリーはカットオフスイッチでオフにしていますが、バッテリーが心配なので新兵器の充電器で充電しておきました。


 (12月4日)色々な方からの尻叩き?!刺激を受けまして作業開始です。クーラントを抜きラジエターを外しました。クーラントには色々とゴミが混じってました(^_^;)。ボンネット・バッテリー・キャブ・オルタネーターを外して今日は終了。


 (12月5日)ラジエターの内部が乾いて汚れが固着するのもイヤなのでよくすすいでおきました。次にエンジンオイルを抜きました。黒いですね(^_^;)。外さなくても良いのですが先にサーモケース・ウォーターポンプ・デスビなどを撤去。エンジンがフリーになってきました。エンジンだけ降ろすかミッションごと降ろすか迷ってます。我が家にSが来た時に汚いエンジンやミッションは見える手の届く上面だけ掃除しているのですが降ろして、これを機に掃除しておきたい・・・


 (12月18日)エンジンクレーンを購入しようか迷っていましたが、お持ちの方の声を聞くと「使用後が邪魔」ってのが全員の意見(笑)。でしたので安価に単管パイプで組み立ててチェーンブロックで釣る方法を選択しました。使用後はバラせばパイプですから場所を取りませんからね!。とりあえず土台は完成しました。エンジン&ミッションを降ろすには、あとはマフラーとプロペラシャフトを外さなくてはいけません。


 (12月20日)シフトノブを外しました。コテコテのグリスを掃除して保管です。穴は、とりあえずテープで塞いでおきました。


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